2008年6月23日月曜日

目標を描け!!

今日、新入生の面接をしました。

1人20分間という時間ですが、
ここに至った経緯、
学生生活、
将来の展望などなど。

みんな良い意味でも悪い意味でも
まっさらだね。

キャンパスと三原色の絵の具、筆一式は
私たちが準備します。

君達はこれから40年近く理学療法に携わっていきます。
いろんな人と出会い、
語り、
影響しあい。
もっともっと大きなキャンパス、
いろんな絵の具、
様々な大きさの筆などなど。
自分で揃えてください。

そして、それぞれの理学療法士像を描いてください。

私も負けずに大きな大きな理学療法士像を描くから。

2008年6月20日金曜日

お気に入りの1枚





ELLIOT YAMIN


 「Wait for You」

この方の人生に触れてヒトの可能性を改めて認識しました。

27歳でオーディション番組に出演し、
サクセスストーリーを歩み始める。

こんなこっとって、
そんなに多くあることじゃないけど、
それほど珍しい部類の話じゃないですよね。



でも、ここに至るまでの過程。
彼の半生を考えるとリハビリテーションの意味を再度考えさせられます。



彼は13歳のときに右耳の聴力をほぼ失ったそうです。
歌手としては絶望的・・・・・
その後 16歳の時にはIDDMであることが判明・・・・
この時の彼の胸中は、
本当に「世界中の不幸を一身に背負った」感じだったのかな。


「リハビリテーション」
日本語訳は様々ですが、
「全人間的復権」などと訳されることが多いようです。

「復権」、
何らかの原因により失ったものを、元の状態に戻す、こと。
彼の場合、リハビリテーションとは「復権」なのであろうか?
彼が失ったであろうと考えられるもの、
時間、希望、思い出、音、などなど
彼が再び手にしたものは、
一体 何だろうか?

我々が日々対応する対象者さんは
何らかの原因によって「障害」を背負っています。
「障害」を形成する1つ1つの因子が改善することで、
本当に以前の状態を取り戻すことができるのでしょうか?
傷ついた心は癒されるのでしょうか?

現実はなかなかそうはいかないことが多いんじゃないかな。
障害の受容・・・・・
やはり完全には元に戻れないんじゃないかと。

そういったことを考えると、
「ここが正常と違うから・・・、杖がないと歩けないから・・・・」と
我々理学療法士がついつい抱きそうな「標準指向型」のNegativeな思考過程から、
「杖があれば歩けるよね」と「個人指向型」の
Positiveな思考過程への転換が必要なのかもしれません。  
  
リハビリテーション。
以前の状態に戻るといった「原点回帰的」復権といったことだけでなく、
新しい心身での「前進的」変化。
つまり、新しい自分での「自己実現」。
   
ある1人の歌手の半生を通して、
リハビリテーションの意味を考えた朝でした。

2008年6月18日水曜日

いざ、航海へ

月曜日から実習が始まった。
3回目の実習、最後の実習。
   
今頃はきっと初期評価で奮闘中かな?
学校で学んだことだけで解決できるほど、
実際のヒトってのは単純じゃないよ。
     
いっぱい、いっぱい悩んでください。
そしてバイザーに自分の思考過程を述べ(ただ質問をするのはナンセンス)、
バイザーと議論してください。
できれば、バイザーを困らせるくらいに。
   
みんなは「理学療法士になりたい」とおもって入学し、ここにいるわけです。
実習を終えて、
国試に受かって、
「理学療法士になる」ことが目的。
    
でもね、実際に理学療法士になっていろんな方と出会っていくと、
いつか「理学療法士であること」の意味が変わるかもね。
  
みんなは「理学療法士」に夢をみたんじゃなくて、
理学療法士として働いているヒトを通して理学療法士を夢みたんじゃないかな。
もしそのヒトが尊敬できないような言動をしていたら・・・・
    
対象者さんが障害を少しでも楽に自分で乗り越えることができるように、
背中を押すのが我々の役目。
その役目を全うするために、
「理学療法士の免許」という方法を使っているのです。
    
理学療法士も対象者さんも
色々なBackgroundはあっても、
結局は人間。
  
生身の身体でぶつかって来い!!

2008年6月15日日曜日

昨日のこと


昨日は完全オフでした。
運動がてら職場へ自転車で行き、
3時間程度仕事をして遠回りして帰宅。

嫁さんは午前中仕事なので、
午前中は私の時間です。

午後からは嫁さんと食事に。
グリーンランド近くのなかなか良い店です。

子供が生まれる前はよく外食していましたが。
最近は月に2回あるかどうか。
私が土曜日にいないことが多いので。
                  
最近、よく思います。
何のために働いているのか?
結婚する前は「楽しいから」、「自分のため」。
そこに他者は介在せず、
ただただ自分のために働くことが目的でした。
(「患者さんのため」ということもありますが、
最終的には自分が自分自身に満足したいという気持ちが強かったかな・・・・)
                                     
結婚して子供が生まれて、
「家族のため」という意識に変わったかな。
家族を養うための「仕事」。
目的から方法への変換。
自分中心から家族中心への変換。
                                       
社会人になって7年、
夫として5年、
父親として3年。
少しずつ、視野が広がっているのかもしれません。
                                 
ヒトは多くのコミュニティーを形成しています。
家族、職場、友人、Synergyなどなど・・・・・・
こういったコミュニティーにおける、
アイデンティティーを確立しないと自分の存在意義がないのかな。
                                                                                       
自分探しの旅はまだまだ始まったばかり。
常にSelf Monitoringしつつ、
道を切り開いていきたいものです。

2008年6月13日金曜日

先日の講習会にて




先日開催されたSynergy第5回外部講師講習会の写真です。





講師の先生方、
われらが塾長、
尊敬できる同い年
(見た目では私が5歳以上年上ですが・・・・・・涙)、
某整形外科病院スタッフ、
リハ学院の先生方。



みんないい表情をしています。


こうしてみんなで写真を撮ったのはいつ以来かな。
1月の「運動器疾患のリハ」以来でしょうか。




私たちの活動の足跡を残すために、
これからは写真を撮ろう!!




Where there is a will,there is a way.
我々の志す先には、
どんな道が広がっているのだろうか?
いや、どんな道を切り開いていけるのだろうか?

2008年6月11日水曜日

心に残った一言

「あなたが過ごした今日は、
   誰かが生きたいと願った明日」

この言葉、
心に残っています。
私の過ごした今日一日はどうだったかな。
精一杯生きたかな。

いつ終わるとも知れない人生。
もし今の時点でその時が来たとして、
納得できるかな。

明日は精一杯生きよう!!

2008年6月10日火曜日

講習会のお知らせ

JPNFA勉強会のご案内

日  時
第1回2008年7月13日
         7月27日から7月13日に変更になりましたのでご注意ください。
第2回    10月26日、
第3回は1月、第4回は4月に予定しております。  

それぞれ9時半受付開始、10時より16時まで

会  場: 柳川リハビリテ-ション病院 

講  師: 第1回目  永井良治 ( 日本PNF協会、国際アドバンスコ-ス修了)
  アシスタント 数名
       第2回目  羽田佳宏 ( 日本PNF協会、国際アドバンスコ-ス修了)
         アシスタント 数名
       第3回目  未定
    第4回目  市川繁之 (国際PNF協会認定アドバンスインストラクター)
           アシスタント 数名
       
対  象: 理学療法士  作業療法士
会  費: 会員  JPNFA会員 一回 受講費2千円  非会員4000円  
当日入会していただいた方は会員費用で受講していただけます。入会については「入会案内」をご参照下さい。当日会場でも入会手続きが可能です。
定  員: 50名
内  容:
第1回 AM基本的原理 PM肩甲帯・骨盤帯 臨床応用
  第2回 AM上肢  PM下肢 臨床応用
  第3回 AMマット  PM歩行 臨床応用
  第4回 治療デモンストレーション 2例(整形・中枢)、質疑応答
※ 当日は動きやすい服装をご用意ください。※ 内容は変更の可能性があります。

申し込み方法: 申し込みはホ-ムペ-ジからの受付またはE-mailにて受付けいたします。
E-mail:pnfkyusyu@yahoo.co.jp http://www.geocities.jp/pnfkyusyu/bennkyoukainoosirase.html    
申し込みをされた方は自動返信にて申し込み受理のメールを返信させていただきます。自動返信のメールが届かなかった場合はメールが届いていない可能性があります。再度、メールの送信をお願いします。混乱を避けるため、各回開催の1ヶ月前より1週間前までの受付とさせていただきます。
九州地区日本PNF協会事務局
柳川リハビリテ-ション病院  リハビリテ-ション部 0944-72-0001
問い合わせ   堤 聖  梅津 重治

2008年6月8日日曜日

Where there is a will, there is a way.

ブログを始めるにあたり、
タイトルを色々と考えました。

色々考えたのですが、
結局はこれにしました。

Where there is a will, there is a way.
「意思あるところに、道あり」
座右の銘です。

今日からその日のことを中心に
徒然なるままにアップしていきたいと思います。