2009年2月8日日曜日

「闘うリハビリⅡ」

日頃あまりテレビを見ず、
WOWOWのボクシングや映画ばかりを見ている私ですが、
久しぶりにNHKにかぶりつきました。
 
NHKスペシャル「闘うリハビリⅡ」。
昨年放送された「闘うリハビリ」の第二弾。
前回放送後、
藤田太寅氏の元に寄せられた手紙の中で
もっとも多かった在宅での生活とリハビリテーションに焦点をあてた内容。
 
脳血管障害のために入院し、
期限設定による退院後の生活に不安を抱く患者さん・その家族の姿。
 
保険の中でリハビリテーションを受けられず、
自費でリハビリテーションを受ける患者さんとその家族の姿。
 
自宅退院後、転倒により著しい機能低下をきたし、
短期入院でのリハビリテーションにかける家族と患者さんの姿。
 
仕事をバリバリしていたさなか、
脳梗塞により一度は自らを「死んだ」ものと考えていたものの、
再びカメラを手するに至ったカメラマンの姿。
 
こういった人々の葛藤を中心に、
そこに係わる理学療法士の姿。
あくまでも主役は患者さんとその家族。
理学療法士を黒子です。
  
「希望」。
この二文字を与えられるとしたらなんて素晴らしいことなんだろうか。
 
以前、創さんが行っていた「世界平和」。
その時は深く考えなかったけれど、
対象者さんに希望を与え、
その家族に希望を与え、
属するコミュニティーに希望を与え・・・・・・・
 
「希望」を与えるって言うとおこがましいかもしれないけれど、
多くの人に「心の平和」を感じてもらうことが出来るかもしれない。
 
こういった「希望」を多くの人に与えることが出来たなら、
それは理学療法士冥利、
いや 人間冥利に尽きることかもしれない。


最後に、ナビゲーターの藤田氏の言葉。
「患者の心は晴れたり、曇ったり、いつも揺れ動いてる。」
私はその変化を敏感に感じることが出来ているだろうか・・・・・

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