2009年2月22日日曜日

何とか終了しました

今日は第18回 福岡県理学療法士学会でした。
我が故郷 飯塚であのような名誉ある発表の機会を
与えていただけるなんて思ってもいませんでした。
 
今回のテーマは
「変形性股関節症患者に対する理学療法戦略」。
股関節の機能についてPanjabiのモデルを一部改変し、
股関節の機能とそれを支える因子、
各種のストレスに対する対応など。
 
歩行時の運動制御に関しては
変形性股関節症患者さんの長期にわたる経過が与える影響について考える際に
Sumway-Cookのモデルを引用して
神経系への影響とその介入の重要性など。
 
ただ、こういった事柄は
今回 私が伝えたかったことではありません。
  
今回 私が最も伝えたかったこと。
「変形性股関節症患者さんの股関節を長持ちさせたい」
「再置換術をする方を1人でも少なくしたい」
こういった長期的視点にたって
患者さんのQOL(人生の質)の向上を援助したい。
 
私が現時点でこのような考え方に至ったのは
やはり柳川で多くのChiariの患者さんに出会ったからだと思います。
 
「3つ児の魂 100まで」
理学療法士としての人格形成・概念形成に
大きな影響を与えると思われる時期に
あの現場で仕事が出来たこと。
 
今回話をさせてもらった内容は
7月くらいに発刊される
「理学療法福岡」に掲載されます。
 
「理学療法福岡」は
Medical Onlineからもダウンロード可能ですので、
他県士会の方々もぜひ見ていただいて、
ご意見 御批判をいただければと思います。

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