2008年11月29日土曜日

リハビリテーション 筑豊の会 定例会

ただいま。
と言っても、ただいま職場に到着しました。

今日は夕方から「リハビリテーション筑豊の会」の定例会に
顔を出してきました。
 
Case Studyが2例。
胸髄損傷の患者さんのゴール・家屋改修など、
大腿骨頚部骨折後に膝OA増悪した患者さん。
ともに色々と考えさせられる症例さんでした。
 
胸髄損傷の患者さんに関しては
「QOLを如何に考えるか?」
「症例と家族の関係、症例の家族と地域社会との関係」など、
頚部骨折の患者さんは
「現在に至るまでの身体機能変化に対する推測」
「既往歴と現病歴との関係性」など

目の前にいる患者さんには
必ず歴史があります。
目の前にいる患者さんの後には
必ず社会的背景があります。
 
こういったことに思いをはせることが
対人関係においては重要ではないかと。
 
1人の人間の人生に関与することが我々の仕事です。
他人の人生に土足で入り込むのではなく、
今までの人生の流れ・社会的背景を把握し、
それら全てを無視せずに尊重し、
専門職として関与できるようになれたら、
もっと良い関係が作れるのかなと。
 
今日は気分が良いので、
もう少し仕事をします。
眠くなったら、
このまま研究室で寝ようかな。
 
来週の今頃は大阪です。
第35回 日本股関節学会。

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