2008年11月29日土曜日

実習に向けて

12月1日から副担任をつとめる2期生の
評価実習が始まります。
 
最後の週末ということで、
数名の学生はこの時間から学校に来て練習を始めました。
私の顔を見ると質問の嵐。
質問の内容は・・・・
まぁ、実際に患者さんに接すると変わるだろう。
 
『実習』
理学療法士の免許を取るうえでは避けて通れない道。
決して楽なものではないかもしれません。
見ず知らずの土地で、
見ず知らずの人に囲まれて、
自分の常識は世間の非常識?
そんなこともあるでしょう。
 
バイザーをしていたときの感想です。
いろんなPTがいるように、
色んな学生さんがいました。
目的意識が高く貪欲に吸収しようとする学生、
知識はそれ程ではないけれど熱意にあふれた学生、
とにかく人間性に好感を持てる学生、
おいおい・・・・と思う学生。
 
色んな学生さんがいるわけですが、
その中で実習の「到達目標」を設定しないといけません。
学生さんの個人差を考慮して設定することは
結構苦労することが多かったです。
 
学生さんには出来ないこと、知らないことが多々あります。
出来ないのは当たり前。
そのために指導者がいるわけで。
ただ、「出来ないのは当たり前。教えんかい!!」と開き直らずに、
改善しようとする努力をして欲しいなといつも思っていました。
 

そんな中でも
「実習が始まる前よりも、理学療法士として働きたい!!」
その気持ちが強くなったのであれば、
実習は成功だと思っていました。
 
今、君たちの前にはどこまでも果てしなく広がる大海原がまっています。
どんな苦難が待ち受けているかは分かりません。
晴れの日もあるでしょう。
ひどい嵐の日もあるでしょう。
途中で針路を見失うこともあるでしょう。
 
そんなときは もう一度自分自身に問いかけてください。
「何のためにここにいるのか?」
おのずと答えは出てくるはずです。
 
2週間後に笑顔で会える事を楽しみにしています。
専門職として会話が出来ることを楽しみにしています。
ちょっとだけ みんなより理学療法士としての経験がある先輩からのエールです。

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